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2月10日付下野新聞「社会部EYE」

2月12日

前回、県内の児童養護施設職員が入所している女児にみだらな行為をしたとして逮捕されたことについて書いたが、そのことで、一昨日の下野新聞の2面の「社会部EYE」で「説明責任、まず必要」と、施設側の対応を批判する記事が掲載された。至極もっともな意見である。

すでに刑事事件となっているのであるから、事件の詳細について今さら説明する必要はないと思う。それよりも被害児が外部の第三者に相談するしかなったという事実についてである。つまり、苦情解決のしくみが機能しなかったのは何故なのか、被措置児童等虐待の防止についてのしくみが機能しなかったのは何故なのか。気づいていた職員はいなかったのか。いたとしたらどうして通告に至らなかったのか。いないとしたらそれはどうしてなのか。これらを明らかにしたうえで、子どもを守ることができなかったことについて、子どもに謝罪しなければならない。それが子どもからの信頼回復の第一歩であろう。

社会的養護の仕事は本当に大変だ。超モンスターペアレントにも対峙しなければならないし、子どもの問題の尻ぬぐいもしなければならない。痣だらけの職員もいる。感謝されることなんてなく、頭を下げてばかりだ。だからこそ、社会的養護の分野は措置制度が残されているし、施設職員は「みなし公務員」とされているのである。

少なくとも措置機関である県に対しては説明責任を果たす必要はある。そして県とともに問題を明らかにし、その反省の上に立って再出発を図ってほしい。そうすることが社会的養護を担う者の責務である。

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コメント

問題が大きければ大きいほど、第三者による改善委員会を立ち上げることが重要ではないかと思います。そうでなければ社会からの信頼回復はできません。行政もそれを望んでいるのではないでしょうか。
一日も早く、子どもたちの平穏な生活と正常な施設運営となるように願っています。

投稿: ビオラ | 2013年2月14日 (木) 01時12分

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